ジュエリー用語集
トリプルエクセレント(3EX) / triple excellent
トリプルエクセレント(triple excellent、略称:3EX)とは、ダイヤモンドのカット評価における3つの項目——カット(プロポーション)・ポリッシュ(研磨)・シンメトリ(対称性)のすべてにおいてExcellent(最高評価)を受けた状態を指します。
3つの評価項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カット(Cut) | ファセットの角度・比率など全体のプロポーション評価。光の反射・輝きに最も影響する |
| ポリッシュ(Polish) | 各ファセット面の研磨仕上げの品質。表面のキズや磨き残しがないかを評価 |
| シンメトリー(Symmetry) | ファセットの対称性。各面の形・大きさ・角度が均等かどうかを評価 |
各項目の評価はExcellent(EX)・Very Good(VG)・Good(G)・Fair(F)・Poor(P)の5段階で示されます。
鑑定機関によるカット評価の違い
トリプルエクセレントの評価は、鑑定機関によって付与方法が異なります。
- CGL(中央宝石研究所):トリプルエクセレントを明記。国内で広く流通
- GIA(米国宝石学会):ラウンドブリリアントカットにのみカットグレードを付与。ポリッシュ・シンメトリーも評価するため「3EX」相当の表記がある
なお、プリンセスカットやエメラルドカットなどファンシーカットには、GIAのカットグレードは付与されません。
トリプルエクセレントと輝きの関係
トリプルエクセレントは高品質なカットの指標ですが、あくまでも評価基準のひとつです。
3EXダイヤモンドでも蛍光性やクラリティグレード・カラーグレードの違いによって見た目の印象は変わります。実際に石を見て確認することが大切です。
ハート&キューピッドとの関係
トリプルエクセレントのダイヤモンドに光を当てると、ハート&キューピッドパターンが現れる可能性が高くなります。ただし3EXであってもハート&キューピッドパターンが完全でないこともあるため、両者は別の評価軸です。


