婚約指輪をリメイク（リフォーム）して普段使いしたい方に人気のデザインを紹介

大切な婚約指輪、使わずに眠っていませんか？
「毎日着けたいけど、爪が引っかかり着けれない」
「デザインが古くて着けたくない」
「指輪を着ける機会がない」
このようなお悩みは、普段使いしやすいデザインにリメイクすることで解決します。
普段使いしやすい指輪について、デザインや事例を交えてジュエリコーディネーターが解説します。

母や祖母、義母にいただいた婚約指輪を使って、ご自分やお嫁さんのために、新しい婚約指輪にリフォームされたい方は、以下の記事を参考にしてください。

普段使いしやすいの指輪の特徴

普段使いしやすい指輪とは、どんな指輪でしょうか？
普段使いしやすい指輪にするためには、どんなことに気を付ければよいかを解説します。

ダイヤモンドが留まっている位置が低いデザイン

普段使いの指輪を選ぶ際は、美しさだけでなく快適性も重要です。
特にダイヤモンドリングの場合、石が留まっている位置が使用感に大きく影響します。
ダイヤモンドが高い位置に留まっていると、見た目のインパクトはありますが、日常生活での着け心地が悪くなったり、洋服に引っかかることがあります。
そこで、普段使いにおすすめなのが、ダイヤモンドをできるだけ低い位置に留めるデザインです。
できるだけ低い位置に留めることで、着けていてストレスのない指輪になります。

引っかかりがないデザイン

引っかかりとは、ダイヤモンドを留めている爪などが引っかかることです。
爪がダイヤモンドよりも、浮いていたり、爪の高さが高いと、洋服などに引っかかる原因となります。
引っかかりがないデザインとは、爪留めではなく、「レール留め」や「埋め込み」を使った石留め方法がおすすめです。
また、「爪留め」であっても、爪が小さく、きちんと留められていれば、ほとんど引っかかりがないデザインになります。
爪留めの場合は、石留め技術の高さが重要になります。

毎日着けることを想定したデザイン

デザインによっては、普段使いに向いていないものもあります。
普段使いをしたい方は、デザインを相談される際に、「毎日着けたい」とお伝えください。
毎日着用することを前提にしたデザインをご提案いたします。

メンテナンスのしやすいデザイン

指輪は、着用していると、どうしても汚れてしまうものです。
特にダイヤモンドは、「親油性」という性質を持っているため、 皮脂やほこりがつきやすく、輝きが減少します。
しかし、ダイヤモンドはお客様で簡単にクリーニングできる宝石のひとつです。
定期的なクリーニングをすれば、いつまでも購入時の綺麗な輝きを保ったままジュエリーを身につけていただけます。
ダイヤモンドの下側に穴が空いていることで、汚れが抜けやすくなります。
この穴が空いていないと、汚れが落ちづらく、ダイヤモンドを外さないと汚れが落ちなくなります。

普段使いしやすいネックレス（ペンダント）の特徴

次に普段使いしやすいネックレスの特徴をご紹介します。

シンプルなデザイン

「一粒デザイン」やダイヤモンドが2、3石ついているデザインがおすすめです。
「一粒デザイン」では、寂しいと感じられる方には、ダイヤモンドを追加されることもおすすめです。 シンプルなデザインのペンダントを1本持っていると、他のペンダントとの重ね着けも楽しむこともできます。

ネックレスチェーンの長さを調整できるようにする

チェーンの種類によっては、アジャスターがついているものがあり、長さを調整できます。
チェーンの長さを調整できると、様々なファッションに合わせることができます。
例えば、Tシャツとハイネックのセーターでは、着けたい長さが違いますよね。
そんな時に、チェーンの長さが調節できると便利です。

普段使いしやすい指輪にリメイクした事例

婚約指輪を普段使いしやすいデザインにリメイクした事例をご紹介します。

立て爪の指輪を高さを抑えたデザインにリメイク

リフォーム費用：73,000円
下取り地金：12,000円

立爪の婚約指輪を高さを抑えたデザインでリフォームしました。
リフォーム前の指輪は、「立爪」と呼ばれるデザインで、ダイヤモンドが留まっている位置が高く、着用していて爪が洋服などに引っかかることがお悩みでした。
リフォーム後のデザインは、リフォーム前と同じプラチナ素材で、高さをできるだけ抑え、「ふせ込み」と呼ばれる留め方です。
ダイヤモンドを留める爪がないデザインなので、引っかかりがなく、普段使いにもおすすめです。

立て爪の指輪から外したダイヤモンドをレール留めしたデザイン

リフォーム費用：140,000円
下取り地金：11,400円

立て爪の婚約指輪をおしゃれな透かしデザインにリメイクした事例です。
ダイヤモンドを爪留めではなく、レール留めしているので、引っかかりのないデザインです。

立て爪の婚約指輪をミル打ちを施したデザインにリメイク

リフォーム費用：70,000円
下取り地金：12,000円

立て爪リングからダイヤモンドを外し、セミオーダーでリメイクしました。
リメイク後のデザインは、ダイヤの周りにミル打ち（ミルグレイン）を施したデザインです。
ダイヤモンドを爪留めしていますが、小さな爪で留めているため、普段使いしやすい指輪です。

左右2か所をレール留めしたデザインのダイヤリング

リフォーム費用：185,000円
下取り地金：12,100円

リメイク前の婚約指輪は、メインのダイヤモンドの高さがあり、引っかかりがあるものでした。
リメイク後は、両サイドをレール留めしたデザインです。
メレダイヤ（小さなダイヤ）もすべて使い、彫り留めで埋め込んだデザインです。

婚約指輪についていたダイヤをすべて使ってリメイク

リフォーム費用：1643,000円
下取り地金：9,700円

使っていなかった婚約指輪のデザインを変えてリメイクしました。
メインのダイヤモンドを留めている爪が服などに引っかかることが多く着けていなかった婚約指輪。
リメイク後の指輪は、メインのダイヤモンドを爪留めではなく、レール留めにしました。
レール留めにすることにより、引っかかりがなくなります。
小さなダイヤモンドは両サイドにお留めしました。
リング全体のデザインは、流れのあるひねり腕が優しい雰囲気を演出します。

ダイヤモンドを埋め込んだデザインの指輪

リフォーム費用：186,000円
下取り地金：72,030円

使わず眠っていた立て爪の婚約指輪と一文字リングなどを使ってリメイクしました。
リメイク後のデザインは、平打ち形状のリングにダイヤモンドを埋め込んだデザインです。
こちらのデザインは、ほぼダイヤモンドが外れることがないです。
また、手のひら側にかけて厚みを薄くすることで、着け心地もよい指輪に仕上がりました。

祖母の婚約指輪のメレダイヤを「彫り留め」したエタニティリング

リフォーム費用：105,000円

祖母の婚約指輪からメレダイヤを外してリメイクした事例です。
リメイク後のデザインは、非常に人気がある「エタニティリング」のデザインです。
プラチナ素材で、リング半周にダイヤを留めたハーフエタニティリングです。

婚約指輪をダイヤモンドの留め方を変えてリメイクした指輪

リフォーム費用：109,000円
下取り地金：6,800円

リメイク前の婚約指輪は、ダイヤモンドとピンクサファイアが爪留めされていました。
「爪が洋服などに引っかかったり、高さがあるのが、気になる」とのご相談でした。
リメイク後は、極力引っかかりがないデザインです。
メインのダイヤモンドは、リングのアームで包み込むように、レール留めしました。
メレダイヤとピンクサファイアは、リング表面から出ないように、埋め込みました。
なるべく華奢なイメージがご希望でしたので、イメージ通りになるように、フルオーダーで製作しました。

ダイヤモンドをなるべく低い位置で留めたデザイン

リフォーム費用：81,000円
下取り地金：9,900円

使っていない婚約指輪をデザインを変えてリフォームしました。
リメイク後の指輪は、メインのダイヤモンドの両脇にメレダイヤを配置したデザインです。
爪を小さくし、先端を丸く仕上げました。
ダイヤモンドを留める位置をなるべく低く抑えたデザインです。
K18ピンクゴールド素材は、日本人の肌なじみが良く、
かわいらしい色合いが人気な素材です。

普段使いしやすいシンプルなデザインにリメイク

リフォーム費用：71,000円
下取り地金：14,000円

リメイク前の指輪は、立て爪の婚約指輪で、高さがあり普段使いできないものでした。
リメイク後のデザインは、ダイヤをなるべく低い位置で留め、爪をお花のようにひねったデザインです。
シンプルなデザインなので、ファッションを選ばず、普段使いに最適です。

普段使いしやすいネックレス（ペンダント）にリメイクした事例

婚約指輪を普段使いしやすいペンダントにリメイクした事例をご紹介します。

ダイヤモンド3石のシンプルなデザインのペンダント

リフォーム費用：90,000円（チェーン込み）
下取り地金：6,900円

使っていなかった婚約指輪をペンダントにリメイクした事例です。
メインのダイヤモンドを含む合計3Pを縦使いしたデザインです。
チェーンを通す「バチカン」を着けずに、ダイヤモンドだけが下がっているようなデザインです。
ベネチアンチェーンは、スタイリッシュな印象を与え、密度があるため高級感のあるチェーンです。

ダイヤモンドをレール留めした一粒ペンダント

リフォーム費用：38,000円 （チェーン込み）

使っていない婚約指輪からダイヤモンドを外し、シンプルなペンダントにリフォームしました。
一粒のダイヤモンドが際立つシンプルなデザインです。

ダイヤモンドが揺れ続ける「ダンシングストーン」デザインのペンダント

リフォーム費用：65,800円（チェーン込み）
下取り地金：11,500円

立て爪の婚約指輪からダイヤモンドを外し、「ダンシングストーン」デザインのペンダントにリメイクしました。
ダンシングストーンは、ダイヤモンドが、常に揺れ続けるデザインです。
ダイヤモンドが常に揺れ続けることで、胸元がキラキラと輝き続けるので、華やかな印象を与え、目を引きます。

シンプルな爪留めデザインの一粒ペンダント

リフォーム費用：35,000円（チェーン込み）
下取り地金：9,200円

シンプルな4本爪のペンダントにリメイクした事例です。
日本人の肌になじみが良く、かわいらしいK18ピンクゴールド素材です。
シンプルなデザインのペンダントは、いろんなファッションと合わせていただけるので、非常に人気があります。

バチカンが特徴的なデザインのシンプルなペンダント

リフォーム費用：51,000円（チェーン込み）
下取り地金：9,300円

着ける機会のなかった婚約指輪をペンダントにリメイクした事例です。
リメイク後は、バチカンが特徴的なデザインの一粒ペンダントです。
バチカンは、チェーンが交換できるように大きなサイズのものをお選びいただきました。

お花モチーフのデザインの一粒ペンダント

リフォーム費用：57,000円（チェーン込み）
下取り地金：8,900円

着ける機会がなく眠っていた婚約指輪を一粒ペンダントにリメイクした事例です。
ダイヤモンドを留めている爪をお花のようにデザインしました。
ネックレスチェーンの交換ができるように、バチカン部分を大きいサイズでお創りしました。

2本のダイヤリングをリメイクしたペンダント

リフォーム費用：46,000円
下取り地金：17,500円

2本の指輪からダイヤモンドを外し、1つのペンダントにリメイクしました。
華やかなK18イエローゴールド素材をお選びいただきました。
シンプルなデザインなので、シーンを選ばずお使いいただけるデザインです。

立て爪の婚約指輪をシンプルなデザインのペンダントにリメイク

リフォーム費用：105,000円（チェーン込み）
下取り地金：11,500円

眠っていた婚約指輪をシンプルな一粒ペンダントにリメイクした事例です。
チェーンの取り外しをご自分でされたいとのことで、プレートが通るように、バチカン部分を設計いたしました。
チェーンは、高級感のあるベネチアンチェーンをお選びいただきました。

指輪かペンダントどちらにするか決まっていない方へ

指輪にするかペンダントにするか決まっていない方は、事例から検討してみてください。

眠っている婚約指輪をリメイクして普段使いしましょう

大切な婚約指輪を大事にしまってあるだけでなく、毎日のように身につけたいと思っていませんか？「爪が引っかかってしまう」「デザインが気に入らない」「着ける機会がない」といった悩みを持つ方は非常に多くいらっしゃいます。
特に、「立て爪の婚約指輪」を持っている多くの方が、同じような悩みや不満を持っています。
これらの問題は、リメイクをすることにより解決できます。
しあわせゆびわ工房では、数多くのリメイクをさせていただき、不満や悩みを改善してきました。
まずは、カウンセラーにお気軽にご相談ください。