ジュエリー用語集
石座(ベゼル)/ bezel
石座(いしざ)とは、指輪において宝石を保持するための金属の枠(リム)のことです。ベゼル(bezel)とも呼ばれ、石を安定して固定するリングの構造上の中心部位です。
石座の構造と役割
石座は宝石の外周を囲む金属の壁(ウォール)と、石を下から支える底面(ギャラリー)で構成されます。石をしっかりと保持しながら、指輪全体を上方向に持ち上げる土台としても機能します。
石座の高さや形状は石の種類・カット・サイズに合わせて精密に設計されます。
ベゼルセッティングとの関係
石座の構造を活かした留め方が覆輪留め(ベゼルセッティング)です。金属の壁を内側に曲げ込んで石を取り囲む方法で、爪留めに比べて石が外れにくく、日常使いに適しています。
石座の種類
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| フルベゼル | 宝石の外周全体を金属で囲む。最も保護力が高い |
| セミベゼル(ハーフベゼル) | 石の一部のみを金属で囲む。石の側面から光が入りやすい |
| ロウベゼル | 金属の壁が低めの石座。石がより際立って見える |
リング構造における位置づけ
石座はリング構造の中心に位置し、腰を通じて腕(シャンク)と接続されます。石座の形状(丸・楕円・四角など)は搭載する宝石のカット形状に対応します。たとえばプリンセスカットの石には四角形の石座が、オーバルカットの石には楕円形の石座が用いられます。
石座の素材にはプラチナやゴールドが使われ、宝石の種類や指輪全体のデザインに合わせて選ばれます。


