ジュエリー用語集
ハーフエタニティーリング/half eternity ring
ハーフエタニティーリング(half eternity ring)とは、リングの半周程度に同じサイズの宝石を連続して並べたデザインの指輪です。エタニティリングの一種で、全周に宝石を配したフルエタニティリングに対して、上半分(手の甲側)にのみ宝石をセットしたスタイルです。
ハーフエタニティーリングの特徴
ハーフエタニティーリングは、華やかさと実用性を兼ね備えたデザインとして人気があります。手の甲側には宝石が並び華やかな印象を与えつつ、手のひら側は地金のみのため、握る動作や日常生活で宝石が邪魔になりにくいのが特徴です。
フルエタニティリングと比べると、使用する宝石の数が少ないため価格を抑えやすく、またサイズ直しがしやすいというメリットもあります。フルエタニティリングは全周に石が入っているため、サイズ変更が難しいケースが多くなります。
使用される宝石
最も多く使われるのはダイヤモンドです。ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドを一列に並べたデザインが定番ですが、プリンセスカットやバゲットカットなど異なるカット形状を用いたデザインもあります。
ダイヤモンド以外にも、サファイアやエメラルドなどのカラーストーンを使用したものや、ダイヤモンドとカラーストーンを交互に配したデザインもあります。
主な石留め
- 爪留め(プロングセッティング):一石ずつ爪で留める方法。石の輝きが最も際立ちます。
- チャネルセッティング:金属の溝に宝石をはめ込む方法。表面がフラットで引っかかりが少なく、日常使いに適しています。
- パヴェセッティング:小さな爪で宝石を密接に敷き詰める方法。より華やかな印象になります。
用途
ハーフエタニティー・リングは、さまざまなシーンで選ばれています。
- エンゲージリング(婚約指輪)として:一粒石のソリテールリングとは異なる華やかさがあり、婚約指輪として選ばれるケースが増えています。
- マリッジリング(結婚指輪)として:適度な華やかさがありつつ日常使いしやすいため、結婚指輪としても人気です。
- 記念日の贈り物として:結婚記念日や出産記念など、人生の節目に贈られるアニバーサリーリングとしても定番です。
フルエタニティリングとの比較
| ハーフエタニティー | フルエタニティー | |
|---|---|---|
| 宝石の配置 | 半周 | 全周 |
| サイズ直し | 比較的容易 | 困難な場合が多い |
| 価格 | 抑えやすい | 高くなりやすい |
| 着け心地 | 手のひら側が滑らか | 全周に石の感触がある |
| 回転した場合 | 石が手のひら側にずれることがある | どの向きでも同じ見た目 |


