サファイアの色石リングを、普段使いの華奢なピンキーリングへリフォーム
このジュエリーの特徴
- お持ち込みのサファイアリングをピンキーリング(4号)へ仕立て直し
- センターの6×5mmのサファイアを4本爪で留めた、引っかかりの少ないデザイン
- 元のリング枠についていた透明石4石も、両サイドの彫り留めで使い切る配置
- お出かけの日に小指で輝く、Pt900の華奢なピンキーリング
普段使いに合う石を選ぶところから始まったご相談
ご相談のはじまりは、複数のお持ち込み品の中からどれをリフォームするか迷っていらっしゃる、というお問い合わせでした。
お客様のご希望は「普段使いできる指輪」。お預かり予定のジュエリーには、紫のアメジスト、緑のヒスイ、青のサファイア、緑のエメラルドなど、それぞれ個性のある色石リングが揃っていました。
普段使いをご希望の場合、石の硬度がとても重要になります。お預かり予定のお品物の中でいちばん傷がつきにくいのはサファイアでしたので、まずサファイアを使ったデザインのご提案からスタートさせていただきました。デザインの方向性、リングのサイズ、お見積りまで、お打ち合わせを重ねながら少しずつ仕様を固めていきました。
6×5mmのサファイアを、4本爪で繊細に留めて
完成したのは、Pt900のピンキーリングです。
センターには6×5mmの楕円形サファイアを、4本爪でしっかりと留めました。当初は石の周囲を地金で囲うフクリン留めの方向でラフ画を作成していましたが、「石の周りが囲われていない方が好み」というお客様のご希望にあわせて、爪留めに変更しています。爪留めは石の側面まで光が回り込むため、サファイアの透明感がより際立ちます。
両サイドには、元のサファイアリング枠についていた透明石4石を彫り留めで配置しました。古いお品の小さな石は現代のカットと比べると輝きの強さは控えめですが、「元の指輪にあったお石を活かしたい」とのお気持ちのもと、デザインに織り込ませていただきました。
リングサイズは小指に合わせて4号、アームは小指に馴染むよう細く華奢な仕立てにしています。
用途・好み・想いに合わせて、デザインを一から仕立てる
今回のリフォームは、複数のジュエリーから一石を選ぶところから始まり、留め方の変更、お持ちの石の活かし方まで、お客様との対話を重ねながら仕様を固めていきました。
お持ち込みの石の硬度から普段使いに向く一石を選び、お好みに合わせて石の留め方を爪留めへ変更し、元のリング枠についていた小さな石まで使い切る。お持ちの宝石を活かしたデザインの自由度は、フルオーダーリメイクならではの楽しみ方です。お出かけの日に小指で輝く、世界にひとつのピンキーリングが仕上がりました。