祖母のK18リングのゴールドとダイヤを受け継ぐ、K18のクロスリングへリフォーム
このジュエリーの特徴
- お祖母様から受け継いだK18リングのゴールドとダイヤ15石を活かして1本のリングへ
- K18のアームが中央で交差する立体的なクロスデザイン
- お祖母様のメレダイヤ15石をミル打ちで縁取られた一方のラインに彫り留めで配置
- 手のひら側はミル打ちなしの鏡面仕上げで、着け心地と日常使いに配慮
お祖母様のゴールドとダイヤを、そのままご自身のリングへ
ご相談のはじまりは、お祖母様から譲り受けたK18ダイヤリングをリフォームしたい、というお問い合わせでした。
お預かりしたのは、ダイヤ15石が彫り留めで並んだK18のリング。1石あたり約1.2mmと小さなメレダイヤがリングを彩る、繊細な仕立てのお品でした。
お打ち合わせを進めるなかで、お祖母様の指輪を「地金からそのまま受け継ぎたい」という強いお気持ちをお寄せいただきました。彫り留めのリングからダイヤを外すには地金を糸ノコで切り裂く必要があり、下取り金額が下がることもご了承のうえでのご決断でした。「金額が下がっても、祖母の指輪を継承したい」というお客様のお言葉のもと、K18の地金を一部溶かして新しいリングに織り込む方向で仕立てていくことになりました。
中央でアームが交差する、立体的なクロスデザイン
完成したのは、K18ゴールドのクロスリングです。
アームは2本のラインが中央で交差する立体的な構造で、ダイヤを留めた一方のラインにお祖母様のメレダイヤ15石を彫り留めで配置し、その縁にミル打ちを施しています。もう一方のラインは鏡面仕上げの地金のみとし、ダイヤのきらめきと地金の艶やかさが交差で重なり合うデザインに仕上げました。
リング幅は最も細い部分で約2.5mm、交差する中央部の最大幅で約4.0mm。手のひら側はミル打ちなしの鏡面に仕上げました。指当たりが柔らかく、日常的に着けやすいバランスを意識しています。
お祖母様のゴールドとダイヤと、想いを継承するための仕立て
今回のリフォームは、お祖母様のリングから外したメレダイヤをすべて使い切るだけでなく、地金そのものを溶かして新しいリングの一部にするという、踏み込んだ仕立てになりました。
地金の溶解、新しいK18地金との接合、交差部分の整形、ミル打ちの施工、そして手のひら側の鏡面仕上げ。一つひとつの工程を、お祖母様のお気持ちが宿った地金とダイヤを大切に扱いながら進めていきました。
お持ちの宝石も、お持ちの地金も、すべて活かしきってデザインを一から仕立てていける。お祖母様から受け継いだ指輪が、これからの日々を共に歩むご自身のリングへ生まれ変わりました。
ご納品後のお客さまの声
ダイヤの輝きやリングの滑らかさ、デザインも満足しております。 この度は、誠にありがとうございました。 祖母から受け継いだリングを素敵にリメイクしていただき、嬉しく思います。 たくさん身につけ、色々な所に一緒に行きたいと思います。