ジュエリー用語集
地金/bullion
地金(じがね)とは、ジュエリーや貴金属製品の素材・原料となる金属のことです。英語では「bullion(ブリオン)」と呼ばれます。一般的に、加工前の素の金属素材全般を指しますが、ジュエリー業界では特に貴金属(プラチナ・ゴールド・シルバーなど)の素材を「地金」と呼ぶことが多いです。
ジュエリーに使われる地金の種類
プラチナ(白金)
プラチナは銀白色の貴金属で、変色しにくく、金属アレルギーを引き起こしにくい素材として知られています。ジュエリーでは主にPt950(プラチナ95%)やPt900(プラチナ90%)が使われます。
ゴールド(金)
純金(24K)は柔らかすぎてそのままではジュエリーに使いにくいため、割り金(他の金属)を混ぜた合金として使います。K18(18金)は金75%の合金で、国内ジュエリーの標準的な素材です。割り金の配合によりイエローゴールド・ホワイトゴールド・ピンクゴールドなど色が変わります。
シルバー(銀)
シルバー925(スターリングシルバー)は銀92.5%の合金で、銀ジュエリーの標準素材です。プラチナやゴールドより手頃な価格で入手できますが、空気中の硫化水素によって変色(黒ずみ)しやすい性質があります。
地金の品位と刻印
地金の純度(品位)を示すために、ジュエリーには刻印が打たれます。「Pt950」「K18」「SV925」などの表記がこれにあたります。日本では、製品に表示する場合は実際の品位以上であることが求められます。
地金相場
プラチナ・ゴールド・シルバーの地金価格は、国際的な商品市場(コモディティ市場)で日々変動しています。ゴールドは1トロイオンス(約31.1グラム)あたりの価格が国際的な取引の基準単位とされています。地金相場の変動は、ジュエリーの製造コストや販売価格に直接影響します。
地金と合金
ジュエリーの地金は、純金属のままで使うことは少なく、多くの場合は複数の金属を溶かし合わせた合金として使います。合金にする理由は主に以下のとおりです。
- 硬度を上げて日常着用に耐える耐久性を持たせる
- 割り金の種類と量を変えることで色を調整する(例:ピンクゴールドは銅を多く配合)
- コストを調整する


